C1500 アライメント調整 その3
2017年12月30日
シボレー左前タイヤのキャスター角調整その3です。
コイルスプリングを外すのに挫折したので、気になっていたカムをイジってみることにしました。
現状はなぜか後ろ側のみポジティブ側に設定されています。
①ホイールを外す
ジャッキアップしてホイールを外します。
外さなくてもできるかもしれませんが、偏心カムを回すのに、アッパーアームを直接押し込めたので便利でした。
②ナットを外す
21mmのソケットです。ディープソケットがいいですが、普通のソケットでも外せました。
カムの穴は、ボルトの形に合わせたこんな感じです。(興味本位で外しましたが、実際には外す必要はありません)
③アッパーアームを内側に入れる
エンジンルーム側からでは力が入らず難しいので、ホイール側からアッパーアームを掌でガンガン叩いて押し込みました。
④ナットを止める
いい位置まで押し込んだらナットを締めます。
私の場合は供回りすることもありませんでしたが、ナットを締める摩擦で偏心カムが回転してしまい、望まない位置になってしましました。
なので、回転してちょうどいい位置になるよう予め半時計回りの位置にセットし、ナットを締めて目標の位置に持ってきました。
⑤ホイールを取り付け、計測
ホイールをつけて車体を下ろし、自作の計測器で計測します。
今回の計測値は7mm。角度にしてポジティブに1.07度です。(元々は12mm、1.83度)
(ピンぼけですいません)
⑥試運転
左流れはちょっと改善されました。
それより左折時のハンドルの勝手な切れ込みがなくなったのが体感できる改善点でした。