シボレーC1500とビューエルX1

永久に続くメンテナンス・・・orz

万力台作製

2020年3月20日

数年前に中古のごっつい万力を手に入れていたのですが、固定する台がなく床に直接置いていました。
使うときには作業スペースに出してくるのにも重たいし、床に置いたままで万力を使うときにはいちいち床に当たらないように反対にハンドルを動かさないといけないしで使いにくいので、キャスター付き万力台を作ることにしました。

アングル材を溶接で引っ付けていき、天板を付けて万力を置きます。

 

下の枠を大きく作り、安定感を出します。

材料は以下のとおりです。
・3(厚み)×30×30×1810(長さ)のアングル3本
・キャスター前後2個
・キャスター自在2個

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まずはチップソー切断機MTC-190で45度の斜め切りをして材料を切断していきます。

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並べてみてキッチリ合わさればOKです。

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調子に乗って全部斜め切りをしていたら、気づいたときには柱にする4本まで斜め切りしていました・・・。
なので、柱4本の斜め切りを直線カットに修正したため高さが予定より低くなりました。まいっか。

 

次は溶接していきます。
使う溶接機は「育良精機 アークファン IS-H40BF」です。
「男は黙って手棒」です。
これに「育良精機 ポータブルトランス PT20U」を組み合わせて使用します。
トランスはなくても溶接できますがアークが飛びやすいので使っています。

 

ちなみにIS-H40BFに付属の遮光プレートではほとんど見えません。
なので私は「スター電器製造(SUZUKID)遮光プレート #7 P-572」を付けています。

この溶接機の能力ではちょうどよい度数です。

 

 

下の枠、上の枠を溶接で作っていきます。

順番としては角(矢印の位置)を4隅とも点付け、その後本溶接します。

そのほうがひずみの調整をしやすいです。

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最後に付ける4隅目はひずみで開きますが、無理やり押さえて点付けしました。

 

角の下面などを先に点付けすると上下方向にひずむので元の形に戻すのが面倒です。

 

枠ができたら不要なビードをグラインダーで削ります。

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<失敗>
・下の枠の写真の位置を溶接してビードが残るとグラインダーではビードを整えられません。結局床板を置いたときにガタが出てしまいました。

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キャスターをビスで固定しようと思いましたが、ビス止めが面倒なので溶接(笑)

意外にタイヤへのダメージはありませんでした。

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上の枠も作って、柱を立てます。

今回はここに切り込みが必要です。

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どんどん溶接していきます。

溶接がうまくなってきましたが、そういうタイミングで完成してしまいます。

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ジモティでもらったテーブルを解体して丸ノコで天板を切り出します。

「古いテーブルですけど大丈夫ですか」と言って譲ってくれた人に「解体します」とは言えませんでした。

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アングルに穴を空けて、板をビスで取り付けて完成です。

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