C1500 トー角調整
2020年2月15日 135353マイル
まっすぐ走っても左流れになる症状があり、4輪アライメント調整をすればよいのですが金額が高いのと、C1500はフロント側のキャンバー角とトー角しか調整できない構造なのでできるところまで自力で調整してみることにしました。
キャンバー角を調べると左前のホイールがポジティブになっており、車高も左のほうが15mmほど高かったのです。
コイルを切って車高を下げてキャンバー角を0度にして、トー角の調整をするつもりだったのですが、なぜか勝手に車高が左右同じになってキャンバー角もほぼ0度になってました。
今年は初詣のおみくじが大吉だったのでご利益かと思っています。
キャンバー角が整ったので片減りしていたタイヤも交換しました。
(この時点で左流れはほぼなくなっていました。)
トー角の調整に車検の速太郎向洋店に行ったら「トーアウトの1.6mmなので調整しなくて大丈夫ですよ」と言われ、タダで帰ってきました。
計測したのにタダで、調整しないとお金は発生しないとのこと。
いい店です。
しかも、子供が店に水筒を忘れて取りに店に戻ったら、「トラブルですか?」と担当してくれたメカニックさんが出てきてくれました。
なんと親切な店なんでしょうか。
車検は「車検の速太郎向洋店」ですよ。
話を元に戻して
トーインのほうが直進性がよいという噂ですので、トーイン3mmを目指して自分でトー角を調整してみます。
左流れなので左前のタイヤを内側に向けます。
ホイール側のタイロッドエンドが取り付く距離を計測すると、ホイールの回転軸から約150mmでした。
今、1000mm進むとアウト側に1.6mmですので、150mmの位置では0.24mmアウト側にあるということです。
イン側3.0mmにしようとすると、150mmの位置では0.45mm内側に入れるということで
タイロッドエンドをトータルで0.69mm(0.24+0.45)短くすればよいことになります。
タイロッドエンドのアジャスタのネジピッチを計測すると1インチに18山っぽいので、ピッチは1.41mmとなります。
アジャスターは左右のネジ山に噛んでますので1周回すと2倍の2.82mm縮むことになります。
結果、アジャスターを回す量は0.244周(0.69÷2.82)となり、角度にして87.84度(360×0.244)となります。
ということで90度弱回すことにしました。
(小数点まで計算しておいて急にアバウトになります。)
アジャスターのボルト・ナットを1/2のスパナとソケットで緩め、マーキングをして90度弱回します。
こんなもんかな、ってとこでアジャスターの開いてる位置とボルト・ナット位置を合わせて締めて終わりました。
直進安定性についてはよくなったような、変わらないような。
変化を体感できませんでしたが、セオリー通りのトーインになったので気分はいいです。
C1500 オルタネーター交換
2020年2月9日 135313マイル
信号待ちなどのアイドリング時に電圧計の針が一瞬下がる症状がたまーにあり、故障の前触れかと思いオルタネーターを交換しました。
(エアーフィルターを外しているのは今回の作業とは関係ありません)
ホントは「オルタ死んでもバッテリーの残圧分でちょっとは走れるし大丈夫っしょ」って思ってましたが、他のパーツをアメリカAMAZONに頼むので合わせて交換となりました。
ベルトテンショナーのテンションを緩めるのに16mmのソケットを使いましたので、作業される方は持ってたほうがいいかもしれません。(多分5/8インチのソケットでいけると思います。)
交換したオルタネーターはアメリカのAMAZONで
ACDelco 355-1023 105A
74.09ドル+送料27.48ドルとデポジットでした。
いろんな部品をまとめて注文したので実際にはもうちょっと安くなっています。
①バッテリーのマイナスを外す。
電装系の作業をするときの基本ですね。
②オルタネーターの配線を外す。
カプラーとアース線(?)を外します。
③ベルトを外す。
ベルトテンショナーに16mmのソケットをつけて、思イッキリ半時計方向に回し、ベルトが緩んだらオルタネーターからベルトを外します。
ベルトをプーリーから軽く脱線させて、プーリーを回したら外しやすかったです。
④取り付けボルトを外す。
オルタネーターの後方(運転席側)から2本(13mmと15mmのソケット使用)と前方(ファン側)から1本(13mmのソケット)を外します。
⑤オルタネーターを外す。
分かりにくいですが矢印のところにスペーサーみたいなものが入って、キツキツになっています。
外すときにも入れるときにも頑張るしかありませんでした。
新旧比較
オルタネーターの下側にスペックがありました。105Aでした。
(取り付け状態で見えなくて、アンペア数があっているか不安だったのです。)
⑥取り付けは逆の手順で。
⑤で書いたスペーサーのところでボルトが入らず苦労しましたが、頑張れば入りました。
美しいオルタ様が鎮座している様子
取り付けが完了したらエンジンをかけて充電電圧を確認しましょう。
近場をドライブして問題なければ終了です。
壊れても何とかなるっしょ、って思いながら乗るのも嫌いではありませんが、新品に交換すると安心感がありますね。
C1500 ステアリングギアボックス交換
2020年1月25日 135115マイル
ステアリングギアボックスからオイルが漏れていたので交換しました。
漏れ始めて2年くらいは経っていた気がしますが、あまり乗っていなかったためかそんなに悪化しませんでした。
作業には18mmスパナや11mmソケット、34mmのソケット、ピットマンアームプーラーを使いましたので、このあたりの工具を持っている必要があります。
交換したギアボックスはアメリカのAMAZONで
ACDelco 36G0122 164.26ドル+送料80.02ドル(1ドル≒112円)で27359円
です。
外したギアボックスを返送すると75ドル返ってくるシステムがあるのですが日本は対象外でした。
いろんな部品をまとめて注文したので実際にはもうちょっと安くなっていると思います。
まずはハンドルをセンターにして停め、ローダウン車はジャッキで上げます。
①オイルラインを外す
車の下にオイルパンを置き、ステアリングシャフトのカバーを外して18mmのスパナを使ってプレッシャー側とリターン側の押さえナットを外します。
外したところについているOリングを回収します。
②ステアリングシャフトのボルトを外す
11mmのソケットを使ってステアリングシャフトのボルトを外します。
③ピットマンアームのリレーロッド(車体側)を外す
ピットマンアームを車体についたままギアボックスから外すにはスタビライザーバーを外して叩く必要がありますが、そんなことするくらいならギアボックスとピットマンアームをアッセンブリーで外して後で外すことにしました。
なのでピットマンアームのリレーロッド側の割りピンとクラウンナットを外し、タイロッドエンドプーラーを叩き込んで外しました。
④ギアボックス下、ピットマンアームのナットを外します
このナットはギアボックスが車体についている間に外したほうが楽だと思いますので先に外します。
34mmのソケットでした。
⑤ギアボックスを外す
ギアボックスを取り付けてあるボルト3本を外します。2本はソケットで外せましたが、1本はタイヤハウスが干渉するのでスパナが必要です。
大きさは忘れました。
干渉するボルトは抜けませんので最後まで残してギアボックスが落下しないように引っ掛け用に使いました。
⑥ギアボックスを下ろす
ちょっと重たいですが頑張って下ろしました。
⑦ピットマンアームを外す
ピットマンアームプーラーを絞め込んでテンションを掛けたら、ピットマンアームを周囲から満遍なくヒートガンで温め、ハンマーで叩きました。温めたくない軸にはアルミホイルを巻いて防熱しました。
これを外すのが今回最大のヤマ場です。
⑧ここで注意点
ギアボックスを止めていたボルトが刺さる穴を掃除します。
ここが汚れているとボルトにゴミがついてギアボックスに刺さるとネジ山を痛めます。
新品ギアボックスのピットマンアーム側にはダストシール的なゴムがありませんでしたので旧品から移植します。
⑨ギアボックスを付ける
先にステアリングシャフト側を入れてボルトを仮付け、ギアボックス取り付けボルト3本を仮付けします。
ステアリングシャフトへの挿入は1か所でしか入りません。
⑩ピットマンアームを仮付けする。
ピットマンアーム両端を手で仮付けします。
ステアリングギアボックスへの取り付けは90度ずつ入る角度がありますが、購入時はハンドルのセンターで調整されていますのでありのままの角度で付ければOKです。
ガタがない程度に取り付ければ、ハンドルを回してセンターであることを確認します。
⑪仮止めを本締めへ
仮止めしたボルトナットを全て本締めします。
⑫オイルラインを付ける
ギアボックスについてきたOリングを取り付け、プレッシャー側とリターン側の押さえナットを締め付けます。
⑬オイルのエア抜きをする
オイルタンクにステアリングオイルを入れ、エンジンを始動して、ハンドルを左右に何回も往復してエアを抜きます。オイル残量には注意しましょう。
私はATFオイルを使用し、1Lほど使いました。
(1.5Lくらい用意すれば安心です)
オイル漏れもなく床も汚れなくなったのは嬉しい限りですが、ステアリングの遊びが少なくなって運転しやすくなりました。
トヨタ ルーミー ナビ、ドラレコ、ETC取り付け その2
2019年7月7日
④ETC用のパネルを外す
運転席下にETCを装着するための枠があります。
ここ枠のパネルも引っ張れば外れます。
この枠には格子が付いているのでペンチで切って外し、ETCブラケットを装着します。(ビスは付いてこないので自分で用意)
(パネル裏側からの写真です・・・。)
※ETCの配線を通すため、運転席側のピラー回りも助手席側と同様に外しておきましょう。
フルセグアンテナ、ETCアンテナ、ドラレコのベースを取り付けます。
ドラレコはスマートアシストのカメラの右、ETCアンテナは左にしました。
理由は、ドラレコは本体の右よりにあるのでスマアシのカメラカバーが映り込まないよう、さらに事故の際に録画になっていなければ自分でボタンを押す必要があることから運転席側、ETCアンテナは助手席側に取り付けます。
配線をナビ裏まで引っ張ってきたら接続していきますが、ナビに常時電源とACC電源それぞれを分岐させるギボシが付いていますのでここからドラレコとETCの電源を分岐させます。
ドラレコ、ETCのアースはナビ本体裏に共締めすればアースをとれるようになっています。
あとは購入した変換ケーブルやキットを装着し、ナビはナビ裏に来ている配線のテープをはがしてカプラーONすればOKです。
ラジオアンテナの配線もきています。
一番迷ったのがステアリングスイッチの配線で、「KEY①⇔SW ST1」「KEY②⇔SW ST2」「KEY④⇔STGND」に繋ぎます。
あとはブラケットを付けて元に戻し、バックカメラ、ステアリングリモコンの設定をすれば使用可能に。
トヨタ ルーミー ナビ、ドラレコ、ETC取り付け その1
2019年7月7日
新車ナビレディパッケージ、オーディオレスで買ったルーミーにナビ、ドラレコ、ETCを取り付けました。
ルーミーを買うときにDVDが見れればナビは何でもよかったのですが、純正で「DVDが見れる」=15万円~という値段だったので
社外品を自分で買って取り付けることにし、車体はステアリングリモコンが欲しかったのでナビレディパッケージにしました。
バックカメラもついてきます。
選んだナビはケンウッドMDV-S760L。
ケンウッドの8インチで6万円台前半、カタログにルーミーの適合を詳しく書いていたのでこれにしました。
ドラレコは見た目すっきりのナビ連動タイプを選びDRV-N530
ETCは新セキュリティ対応のCY-ET926D
・ナビはケンウッドMDV-S760L
→実質62,698円
・ドラレコはDRV-N530(ナビ連動)
→実質12,973円
・ETCはパナソニックCY-ET926D
→実質6,742円(セットアップ込み)
その他
・配線キットKNA-200WT
→実質2,072円
・エスカッションKIT8-18T
→実質4,844円
・リアカメラ接続システムRCA026T
→実質2,954円
・リアカメラ変換ケーブルCA-C100
→実質1,301円
・走行中テレビ見れるテレビキットTV-010
→実質2,792円
・ブラケット08606-B1010
→864円
・ETC取り付けブラケット
→1,751円
※ステアリングリモコン接続用のKNA-300EXはドラレコDRV-N530についてくるので買う必要はありません。
実質と書いてあるのは送料込み、獲得ポイントを引いて、実際に払った金額です。
エスカッションなんてただの枠なのに5,000円なんて・・・。
①シフトノブを外す
まずはシフトロックボタンを押し、Nに入れます。
このカバーを開いて、下方向に押して外します。
このクリップを外すと、シフトノブが外れます。
②パネルを外す
上、横に指を突っ込んでパネルを外します。
ビスはないので頑張って引っ張れば外れます。
エアコン操作盤への配線のカプラーなどは外してもいいですし、外さなくてもナビは入ります。
③ピラーを外す(左右とも)
ピラー下のパネルに先の平べったいものを挿しこんで上にあげます。
ピラーのパネルは引っ張れば外れます。
私は回転するステアリング回りに配線を通すのをできるだけ避けたいので
できるだけ助手席側ピラー内に配線が回るようにしました。
右のピラーを通したのはETCアンテナのみで、
ステアリング付近を横切ったのはETCの電源とアースだけです。
次回 「④ETC用のパネルを外す」からです。
モーターの分解(罠に引っ掛かったの巻)
2019年12月12日
前回記事からの続きです。
リンナイ浴室暖房乾燥機のHBD-3300ACSK、RBH-C330KSNの表記がある製品の、換気扇モーターの分解です。
モーターにはRBHC33-057、DR-8534-602の表記があり、どちらかが型式だと思います。
軸のEリングをマイナスドライバーで外します。(もう外していますが矢印のところにEリングがあります)
ツメ3か所を起こして、マイナスドライバーでコジって開けます。
ここで失敗画像から。
コイルにいく線が切れました。
基板は接着剤でフタ側についているため、フタを開けると線が切れる構造なのです。
組み立てるときは基板をコイル側に置き、接着剤を塗ったフタを閉めるのでしょう。
そして開けたら最後、お買い上げになる仕組みなのです。
なので、フタを少し開けたら
カッターナイフか何かで接着剤を剥がし、フタと基板を分離すれば線は切れないと思います。
で、問題のベアリングはNMB製の「608Z」2個です。
誰かチャレンジしてください。
リンナイ浴室暖房乾燥機の換気扇ファンモーター交換
2019年12月12日
リンナイ浴室暖房乾燥機の換気扇を運転中にガラガラと音がしたので換気扇をきってみると音が消えました。
乾燥器用ファンもあるみたいですが、乾燥ボタンを押しても異音がなかったので、換気扇ファン用モーターのベアリング劣化と判定しました。
この浴室乾燥機はHBD-3300ACSK、RBH-C330KSNの表記があり、どちらが型式なのかよくわかりません。
ネットで検索すると他社製のものですが換気扇のモーターのベアリングを換えている人が多く、例にならってベアリングを交換しようと分解を始めました。
(ベアリングのみ交換しようと分解していたのですが、分解するときにコイルに繋がる線を切ってしまう構造に作られており、私も罠に引っ掛かって切ってしまったので、結局はモーターごと換えました。)
向かって左2本のビスを外し、右の2本は緩めます(外す必要なし)
カバーを右にスライドするとカバーが垂れ下がります。
注意書きに従いブレーカーをOFF
コネクター部のカバーを外します。(ビス4本)
コネクター部を取り付けているビス2本、配線を止めているビス1本を外し、コネクター部を引いて下げ、
モーターのコネクタを抜きます。
モーターを外しにかかります。
この透明のフィルムみたいなものを外します。(ビス1本)
その裏のビス1本も外します。
モーターを止めているシルバーのプレートを固定しているビス2本を外します。
これでモーターとファンがアッセンブリーで外れてきます。
ビス3本を外し、ファンのケーシングを外します。
ファンを止めているナット(逆ネジ)を時計回りに回して外し、ワッシャーを取ります。
シルバーのプレートにモーターを固定しているビス3本を外します。
モーターの交換だけならここで新品モーターに組み替え、逆の手順で戻せば完了です。
ちなみにモーターにはRBHC33-057、DR-8534-602の表記がありますが、ネットで検索するもヒットせず、リンナイに電話して部品単体で販売してもらいました。5000円+税でした。
モーター新旧比較
交換をお願いすると部品代込みで35000円らしいです。
モーターの分解(罠に引っ掛かったの巻)については次回。