シボレーC1500とビューエルX1

永久に続くメンテナンス・・・orz

スクーピー ブレーキワイヤーグリスアップ

2014年6月12日7878km
 
スクーピーのブレーキワイヤーをグリスアップしました。
スクーピーのブレーキはコンビブレーキになっていて、レバー側、ホイール側それぞれ2本あり、合計で4本になります。
 
まずフロントのカバーを外すため内側のビスを4本外します。
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ビスを外したらフロントカバーを外し、ヘッドライトのカプラーをマイナスドライバーでコジって外します。これでフロントカバーが外れます。
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ワイヤーを緩めるため前後の調整ネジを緩めます。
まずはフロント側
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次にリア側
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緩めたらブレーキワイヤーのレバー側を外します。
レバーを思いっきり握り、放すと同時に矢印の部分を引っ張り、レバーの穴から離脱させ、ワイヤーを取り回してレバーの溝から外し、タイコ部分を抜き取ります。
まずは右から。
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こんな感じで外れます。
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次に左ですが、同じ要領でワイヤーをレバーの穴から離脱させますが、レバーの根元にロック用のガイドが邪魔なので、レバーの軸のピンを抜いてしまいました。
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外れた状態
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次にコンビブレーキ機構の開放のため、フロントカバー内のこの矢印のボルトを外します。
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コンビブレーキ調整部のボックスを取り外します。
中はこんな感じです。
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ブレーキレバー側の調整は上のネジで行っていますが、今回は調整しません(現状のまま)のでロックナットを少しだけ緩め、元の位置に戻せるようにしておきます。既に合いマークと思われる黄色ペンが塗られていました。
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このボルトを外したらボックスが離脱できます。
バネが入っているので飛んでこないように気をつけます。
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ホイールに繋がる側のワイヤーのタイコを外して、グリスアップできるようになりました。
 
あとはワイヤーインジェクターで注油します。ワイヤーの反対から出てくれば油がいきわたったと判断できます。私は粘度の高いグリスを使いましたのでこまめにシャコシャコして馴染ませました。抵抗感で何となくいきわたったと判断しました。
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後は逆の順序で組んで、最後にホイール側の調整ネジを調整して終わりです。
もちろん試運転も行いました。
 
ブレーキ関係は命に関わりますので自信のない方はやめたほうがいいと思います。