シボレーC1500とビューエルX1

永久に続くメンテナンス・・・orz

スクーピーエンジン始動できない 故障探求その2

2018年9月15日 18,160km


コンプレッションゲージを使用して圧縮を見ます。
アクセル全開で、キックするのが良いみたいですが、手の角度や構造上の問題でアクセル半開、セルで行いました。
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10.6kgf/cm2です。
この値がいいのか悪いのか分かりませんが、突然エンジンが止まるという原因にはならないでしょう。

次は点火タイミングのチェックですが、ついでなので前回に引き続き本当に点火しているかをチェックしました。
今回はタイミングライトを取り付け、光るかどうかで判断します。
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画像では分かりませんが光りました。


点火タイミングが狂ってて点火しないのであればCDI故障と推定できるのでチェックします。

ラジエーターカバーを正面から4本、上から1本外します。
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ホースを3本抜きます。イメージ 4
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冷却水が漏れるので受けるか新替えするか選びましょう。

ラジエーターを引き抜きますが、1本パイプが刺さっていますので頑張って引き抜きましょう。

フィンを外します。
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フライホイールが見えました。
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この印(〇印)と、フライホイールの印(矢印の2本の線)の位置でタイミングを見るようです。(拡大してください)
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セルを回してタイミングライトでチェックしても、矢印の前にフライホイールの印が来ていました。
進角などは置いといて、アイドリングできない理由にはならなさそうです。

これで圧縮OK、点火OKとなりました。
犯人はキャブか。
前回のチェックではキャブもOKだったところですが、チェック方法の問題もあり、キャブが怪しいです。

とりあえず、復旧して冷却水を足します。
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入れ過ぎてキャップを閉めるとこぼれそうです。
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セルを回してエア抜きをしてやればキャップも閉まるかと思いセルを回します。

ん、エンジンがかかった。
セルの音もアイドリングの音も元々静かなので一瞬戸惑いましたが、エンジンかかってます。

原因不明のままエンジンかかりました。

ラジエーター付近の配線の接触が悪かったのを触ってるうちに直してしまったかと思い、配線をチェック。
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一部配線の覆いが痛んでいるのを発見しましたが配線は無傷だったので、ビニールテープで巻いて補修しました。
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結局原因不明のまま復活。

その後試運転を行いましたが、いつも通り快調でした。

念のためスロポジセンサーのリセットを行います。