NBOX 車検整備 リアブレーキ編
2015年4月26日 16715km
車検に向けて整備をしました。
メニューは
・ブレーキフルード交換
・ブレーキフルード漏れチェック
・ブレーキシュー、パッド残量チェック
・バックプレートグリスアップ
・ブレーキホース点検
・ベルト点検
・エンジンオイル漏れチェック
・ミッションオイル漏れチェック
です。
・ブレーキフルード交換
・ブレーキフルード漏れチェック
・ブレーキシュー、パッド残量チェック
・バックプレートグリスアップ
・ブレーキホース点検
・ベルト点検
・エンジンオイル漏れチェック
・ミッションオイル漏れチェック
です。
①ブレーキフルード交換(リア)
この作業は運転席から遠い順にやるのが基本ですので、左後ろ、右後ろ、左前、右前の順で行いました。
この作業は運転席から遠い順にやるのが基本ですので、左後ろ、右後ろ、左前、右前の順で行いました。
リアから行うため、リアのホイールカバーを外し、ナットを少し緩めてからジャッキアップします。
ジャッキは規定の位置に当て、ウマは写真の位置にしました。
ジャッキアップしたらホイールナットを緩めてホイールを外します。
ブレーキドラムのサビで張り付いていましたので外し難かったです。
サビは後で処理します。
上から覗き込んでゴムキャップのあるところがブレーキフルードのブリーダープラグです。
ここにワンウェイバルブを接続したホースをつけ、ブリーダープラグを少し緩めます。本当に少しでOKです。ホースの先は廃油受けなどに接続します。
次にボンネットを開け、ブレーキフルードのリザーバータンクの蓋を開け、少しフルードを抜きます。抜きすぎるとエア噛みの原因になりますのでほどほどで大丈夫です。
そこに新しいフルードを8分目くらいまで入れます。使用したブレーキフルードはワコーズのDOT4という規格です。
運転席のブレーキペダルを数回踏みます。すると、リザーバータンク内の新しいフルードがブレーキラインに送り込まれ、古いフルードがブリーダープラグから排出されます。
ブレーキペダルを何回も踏むと、タンク内のフルードがなくなってエアを噛むので残量を時々確認しながら作業をします。
私の場合は10~12回くらいなら大丈夫でした。
私の場合は10~12回くらいなら大丈夫でした。
廃油の色を確認しながら作業し、キレイなフルードが出始めたらブリーダープラグをしっかり閉めて片側完了です。
反対側も同じ作業をして交換しました。
外したらエアーを吹かしてブレーキダストを飛ばします。とはいってもエアーなんてないのでOA機器用のエアーでケチ臭く飛ばしておきました。
ホイールシリンダーのオイル漏れもチェックします。
そのまま目視でシューの残量をチェックします。今回はそのまま。(写真なし)
ブレーキドラム内も偏磨耗など異常をチェックします。今回はOK。(写真なし)
③バックプレートグリスアップ
ブレーキシューとバックプレートの干渉する箇所をグリスアップします。
ブレーキシューとバックプレートの干渉する箇所をグリスアップします。
そのため、シューの押さえを押しながら、押さえのピンをペンチで挟んで、90度捻って抜き取ります。前後のピンを抜きましょう。
シューを少しずらして古いグリスをウエスでふき取り、新しいグリスを塗ります。
1枚のシューにつき3箇所あります。
シューにグリスが付かないように注意しましょう。
あとは逆の手順で押さえのピンを入れて完了です。
私はここで①で発見したドラムとホイール接触面のサビを除去し、同じくシリコングリスを薄く塗布しました。
④ブレーキホースチェック
ホイールを外している間にブレーキホースの亀裂や劣化をチェックします。
今回は異常なし。
ホイールを外している間にブレーキホースの亀裂や劣化をチェックします。
今回は異常なし。
ホイールをつけてホイールナットを手締めし、ジャッキでウマから下ろし、トルクレンチで108Nmで締めて、リアブレーキ周辺の作業は終了しました。
※試運転によるフルードの漏れチェックは前輪の作業が終了してから行いました。