シボレーC1500とビューエルX1

永久に続くメンテナンス・・・orz

スクーピー リアブレーキカム グリスアップ

2014年7月5日 8047km
スクーピーの左ブレーキレバーを握って止まると、レバーが完全には戻らず少しブレーキがかかった状態となります。

走り出すと「パンッ」という感じで戻って、ブレーキを引きずっているという感じはありません。
 
右ブレーキでは症状が出ないので、リアのブレーキ周りに原因があると想定。
ブレーキシューとバックプレートの干渉(開放した結果構造上当たりません)、カムの動きが渋いと思われ、早速開放。
 
まずは、ホイールを外すためマフラーを外します。
車体下2本のナットとステー2本のボルトを外します。
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上の4本を外して揺すればマフラーが外れます。

次にホイールのナットを外します。
サイズは22mmで正ネジですが、固いうえに共回りするため、メガネレンチをかけて左ブレーキレバーを握り、足でレンチを蹴るのがいいと思います。
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ブレーキシューを外します(外れた写真)
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ここでリアブレーキの調整用ナットを緩め、リアアームにあるスプリングを外しておくと楽です。

ブレーキアームとカムを留めているボルトを外します。
ここでアームとカムの噛み合い部にはスプラインが切ってあり、元の位置に戻せるか分かりませんが外しました。
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よく分からない三角様のものとワッシャー風のものが一緒に外れます(下の写真の○部分)
マイナスドライバーでコジったり、ロッキングプライヤーで引っ張ったりして、ようやくカムが外れました。
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カムを掃除してグリスアップし、元の通りに組み付けますが、アームとカムの噛み合いを適正な位置に戻すため、ブレーキシューを取り付けカムをフリーの状態にします。
そのままの角度でアームを取り付け、アームスプリングを取り付ければある程度いい位置にくると思います。
(最初、カムとアームを勘で付けましたがブレーキシューが開いた状態となりホイールが入りませんでした。)
 
後は逆の手順で取り付け、最後に調整ネジで調整して終了です。
外すときには固かったカムがグリスアップ後はスムーズになり、不具合も解消されましたので、これが原因であったと思います。


2017年5月27日 14288km

リアブレーキが固着気味だったのでブレーキカムだろうと予想し、グリスアップしました。

カムを外して軸部分をサンドペーパーの80番で磨き、ウレアグリスを塗布しました。
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ついでに穴側もサンドペーパーかけてグリスアップ。

もちろんスルスルのよいタッチになりました。

前回整備から2年10か月、6241kmです。